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みんなの銀行、リアルカード発行開始 1100円
2025年5月12日 15:50
みんなの銀行は、5月12日からデビット決済が可能な「リアルカード」の提供を開始した。リアルカード発行手数料は1,100円だが、プレミアム会員(月額600円)は無料で発行できる。
みんなの銀行はスマホ完結の銀行として21年5月からサービス開始。当初から、スマートフォンの「バーチャルデビット」を提供してきたが、「リアルカードもほしい」という要望が多く、発行を決めたという。
リアルカードの国際ブランドはJCBで、国内外のJCB加盟店5,600万店で利用可能。カードの券面はナンバーレスで、カード番号等のカード情報はバーチャルデビットと共通となるため、みんなの銀行アプリで簡単に管理できる。
従来のバーチャルデビットカードは、リアル店舗ではQUICPay+対応の360万店に限られていたが、リアルカードにより国内外5,600万店に拡大。加えて、JCBブランド取扱可能な海外のATMで、現地通貨の引き出しが可能となり、旅先などで両替の手間が省けるようになる。
申込みは、みんなの銀行アプリから行なう。カードのデザインは、モノトーンを基調とし、裏面の磁気ストライプにはみんなの銀行のアクセントカラーのイエローを使用。利用に応じたキャッシュバックは、一般が0.2%、プレミアム会員1%。先着1万名を対象に、リアルカード発行手数料(1,100円)をキャッシュバックするキャンペーンも行なう。