ニュース
「イオンモール須坂」10月3日オープン 長野最大級170店舗
2025年6月5日 18:00
「イオンモール須坂」が長野県須坂市に、10月3日にグランドオープンする。長野県最大級のイオンモールで、約170の専門店が出店する。ファッション、雑貨、スポーツ、家電などのほか、長野県初となるIMAXシアター完備のシネマコンプレックス、巨大な遊び場を併設した大型アミューズメント施設を展開する。
所在地は長野県須坂市大字福島386番地1で、須坂市中心部から南東に約3km、長野市中心部から東に約8kmの立地。主要県道長野須坂インター線に接するとともに、上信越自動車道の須坂長野東ICからも至近であることから、広域からの集客を見込む。基本商圏は約10km圏内、約18万世帯、約45万人。
同モールのコンセプトは「このまちで ずっと つながる つなげる」。専門店をはじめ、県内随一となる47店舗が出店するグルメエリアを展開する。また、子供やペットと一緒に散策できる庭園を配置。自然の中で人と人が出会い、つながる、地域の交流拠点を目指す。
敷地面積は約167,000m2、延床面積は約91,000m2で、地上4階建て、駐車台数は約3,700台。専門店のうち、長野県初は57店舗、長野県内に本社を置く企業は32店舗。
グランドデザインコンセプトとして「TSUMUGU SUZAKA」を掲げ、外装デザインはグレーと白を基調としたカラーリングと、フードコートの吹き抜けへとつながる大屋根を特徴とする。
内装デザインは大屋根を中心に、屋外に設置される緑地「SUZAKAノ庭縁」と連続的につながるデザインとする。内部空間に豊富な樹木を配置するほか、木調が映える白を基調とした明るく優しい配色を採用した。
1階には約350型の大型LEDビジョンを備えるイベントコートを設置。LEDビジョンでは館内イベントや観光地、レジャー施設の情報を配信する。
SUZAKAノ庭縁は、「地域連携の庭」「キッズの庭&環境共生の庭」「イベントの庭」「集いの庭」の4つのゾーンで構成される緑地。地域連携の庭には緑地に囲われたテラスやガーデンパラソル、キッズの庭&環境共生の庭には子供が遊べる空間や高木で囲われた緑地帯、イベントの庭にはをインターロッキングブロックのエリアと人工芝のエリア、集いの庭には須坂市臥竜公園と同じ種の桜を設置する。
核店舗はイオンスタイル須坂、サブ核店舗はユニクロ、ジーユー、無印良品、スポーツデポ、ジョーシン、未来屋書店、ASOBLE。ASOBLEは長野県初出店となる全天候型アミューズメント施設で、3階に出店。「ふわふわドーム」などの次世代型遊具や、独自の選書で幼児が楽しめる「ASOBLEブックス」、超大型クレーンゲーム「メガクレーン番長」、プライズ&プリクラゾーン「アドアーズプラス」を展開する。
「イオンシネマ須坂」は全9スクリーンで、甲信地方(長野県・山梨県)初のIMAXシアターを備える。全スクリーンにレーザープロジェクターを導入し、鮮明で迫力ある映像体験を提供する。快適性も追求し、全席両肘付きの独立席とした。フロアは4階。

グルメに関しては、1階に20店舗の食物販「SUZAKA 蔵」、2階に14店舗の「レストランゾーン」、3階に約1,100席のフードコート「FOOD FOREST」を展開。SUZAKA 蔵は、須坂の蔵をイメージした空間にするとともに、地域の魅力を発信する場として須坂市のブースが出店し、市産品の販売や紹介、観光PRなどを行なう。
レストランゾーンは、繁華街の奥にひっそりとたたずむ路地裏をイメージしたデザイン。店舗によりテラス席も設置されている。

FOOD FORESTは、白と木目を基調とした明るく落ち着いた空間とし、内と外をつなぐ大屋根の大空間からの外光を取り入れている。外部テラス席からは山々の景色を望める。座席には、子育て世代を応援する優先エリアを設けている。



3階には長野県産材を活用した子供の遊び場「もくいくひろば」(3歳~6歳)、小さな子供も遊べる「あそびノ場」(0歳~2歳)を設置。ほかにも子供の一時預かりサービスや子育て優先エレベーター、子育て優先駐車場など、子育て世代にやさしい施設づくりに取り組む。
ペットフレンドリーにも取り組んでおり、ペットカートやキャリーでペットの顔が出ない状態であれば、小型犬や猫を連れて買い物が可能。犬用ペット食を提供するレストラン、ドッグシャワーやドッグトイレも用意する。
イオンスタイル須坂では、商品をスキャンしながら買い回り、レジでの会計を不要とする「レジゴー」を長野県北部エリアとして初めて展開するほか、試験運用店舗を除いて全国初導入となる、重量検知式の新型カートを導入する。