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新宿ピカデリーに「AKRacing」スペシャルシート 全106席

シネコンの「新宿ピカデリー」は、ゲーミングチェアブランド「AKRacing(エーケーレーシング)」とコラボしたスペシャルシート「AKRacing BOXシート」を6月18日から導入する。全10スクリーンに、計106シートを設置。料金は3,000円。

スペシャルシートは、新宿ピカデリーを運営する松竹マルチプレックスシアターズ(SMT)からのオファーを受けて開発。日本の映画館にAKRacing製シートが導入されるのは初となる。

AKRacingのラグジュアリーモデルPremium Monarcaの座面と、オフィス向けモデルPremiumシリーズの背面を組み合わせた仕様で、長時間の映画鑑賞においても身体への負荷を軽減。張地にはPro-X JPシリーズと同等となる高級車グレードの国産合成皮革を採用しており、優れた質感と耐久性を兼ね備えた。

1席ずつBOX型に区切られたシートで、荷物入れのついたサイドテーブル、2つのドリンクホルダー、上着や荷物を掛けるフックを完備。全体で通常座席の約2倍のプライベートスペースを確保し、作品への没入感をより高めるとする。6番スクリーン以外のすべてのスクリーンで、最後列に設置している。

6月18日にスクリーン1に導入し、以降各スクリーンに順次導入予定。スクリーン1での販売スケジュールは、6月17日17時から、SMT Members先行を開始し、21時から一般販売を行なう。

SMTは、快適な映画の鑑賞環境や設備のための研究過程において、ゲーミングチェアに親和性を感じ、AKRacingに注目。今回のスペシャルシートの開発に至った。

2022年3月にプロジェクトを開始し、約3年にわたって映画鑑賞に最適な環境を生み出す研究・改善を重ね、ホールド感とリラックス感をミックスした極上の座り心地を実現したという。