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西武新宿線 東村山駅付近の下り線を6月29日に高架化
2025年4月9日 18:15
西武鉄道、東京都、東村山市の3者が進めている西武新宿線、国分寺線および西武園線 東村山駅付近の連続立体交差事業において、新宿線下り線を高架に切り換える工事を行ない、6月29日に高架化される。工事に伴う運休はない。
新宿線事業区間・新宿線下り線高架切換区間は約2.3km。この区間にある府中街道などの4カ所の踏切において遮断時間が短くなることが見込まれ、踏切による交通渋滞の緩和が期待される。
切換工事予定日時は6月28日の終電車後から29日の初電車前まで。荒天等で実施できない場合は、7月5日の終電車後から6日の初電車前に実施する。
西武鉄道では高架切換工事にあわせて、東村山駅新宿線下り線にホームドアを整備し、6月29日から稼働する。
今回の新宿線下り線の高架化に引き続き、国分寺線・西武園線および新宿線上り線についても、早期の高架化に向けて工事が進められる。合計約4.5kmで、うち新宿線が約2.3km、国分寺線が約0.8km、西武園線が約1.4km。事業期間は都市高速鉄道事業(鉄道)が2013年度~2028年度、鉄道付属街路事業(側道)が2013年度~2030年度。事業費は約935億円。