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AIエディタの「Cursor」、月額200ドルの「Ultra」プラン

AIエディタの「Cursor」は17日、有料プランの上位版として、月額200ドルの「Ultra」プランを提供開始した。従来のプロプラン(月額20ドル)の20倍の利用枠が提供される。

CursorはAIを活用してコードを書くためのAIエディター。コードの生成、デバッグ、リファクタリングなどをAIがサポートし、自然言語での編集やオートコンプリート、コンテキストの自動取得など多くの機能を備えている。

Cursor(イメージ)

無料プランのほか、月額20ドルのProプランが提供中で、多くのCursorユーザーは「十分に満足している」とのこと。ただし、パワーユーザーからは、使用量ベースの料金体系よりも決められた一定の料金体系を望む声があったため、Ultraプランを追加した。

Ultraプランでは、AIモデルの利用量をProの20倍に拡大。Ultraプランは、OpenAI、Anthropic、Google、xAIらとの複数年のパートナーシップにより実現し、大規模な計算リソースを予測可能な料金で提供可能としたという。

あわせて、今週中にProプランを刷新。デフォルトで「無制限(レート制限付き)」モデルに切り替わる。既存ユーザーが希望する場合「500リクエスト制限」方式も継続して利用できる。