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「ゆうID」、日本郵政に事業移管
2025年6月17日 08:00
日本郵政と日本郵便は、日本郵便が提供する「ゆうID」および「ゆうゆうポイント」サービスを、7月1日に日本郵政へ事業移管する。
今回の事業移管は、日本郵政グループが掲げる中期経営計画「JP ビジョン2025+」の一環。グループ一体でのサービス連携による価値創出や、利用者体験の向上を目的としている。
「ゆうID」は、2013年に日本郵便のサービス向けに「ゆうびんID」として開始。2024年5月に、グループ連携の軸とするため現在の名称に変更された。また、2024年11月にはグループ独自のポイントサービス「ゆうゆうポイント」を開始するなど、グループ横断でのサービス提供に向けた準備を進めてきた。
今後は、サービス提供主体をグループ持株会社である日本郵政に変更することで、グループ各社の連携を深める。ゆうIDを軸にグループ各社のサービスを横断して利用する事を目指すほか、ゆうIDの情報を一度更新することで、連携サービスの情報も更新されるなど、利便性の向上を図る。