ニュース
東京駅前・八重洲の43階建てビル、劇場運営は梅田芸術劇場に
2025年5月19日 16:53
阪急電鉄は、東京駅前で進められている43階建ての複合施設「八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業」において、劇場床の区分所有権を取得した。約1,300席の劇場を新設し、100%子会社の梅田芸術劇場が運営を担う。2029年の開場を予定している。
同事業は、敷地面積約2ha、JR東京駅前では最大級となる延床面積約39万m2の大規模プロジェクト。オフィス、商業施設、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、劇場、バスターミナルで構成される。8月8日に着工し、2029年1月末に竣工予定。
阪急電鉄は現在5つの劇場を有しており、今回新設する劇場では、これら5館の劇場経営・運営で培ったノウハウやネットワークを活用。ミュージカルや演劇・宝塚歌劇・コンサートなどの上演を予定している。43階建てのビルのうち、3~6階の一部が劇場となる。
所在地は東京都中央区八重洲二丁目4~7番。実施設計・監理は、鹿島建設、空間創造研究所(劇場・舞台設備)。