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povo、本人確認にマイナンバーカード 顔の撮影不要に
2025年5月8日 12:17
KDDI、沖縄セルラーは、povo2.0(通話+データ)の新規申込時の本人確認において、マイナンバーカードを用いた公的個人認証サービス(JPKI)への対応を開始した。
これまでpovo2.0(通話+データ)の新規申込時の本人確認は、契約者の運転免許証などの本人確認書類と、契約者自身の容貌を撮影する必要があった。
JPKIを利用することで、マイナンバーカードをスマートフォンで読み取るだけで、信頼性の高い本人確認が完結する。これにより顔写真の撮影が不要になるほか、即時審査が可能で、新規契約の手続きがよりスムーズになる。さらに、オンライン上のなりすましや改ざんによる不正契約を防止し、高いセキュリティが確保されるとする。
JPKIは、マイナンバーカードのICチップに搭載された電子証明書を利用する方式。本人確認書類の偽造や第三者によるなりすまし、データの改ざんといった不正を防止し、オンラインでも安全で確実な本人確認を行なえる。
なお、同じく5月8日からは、マイナンバーカードのICチップ情報と契約者本人の容貌画像を組み合わせた方式(ICチップ情報+容貌画像方式)にも対応する。
JPKI方式、ICチップ情報+容貌画像方式はどちらも、NFCの読み取りに対応したスマートフォンで利用できる。
【訂正 2025/05/09 11:30】
初出時、「運転免許証などのICチップ情報と契約者本人の容貌画像を組み合わせた方式にも対応する」と記載しましたが、正しくは「マイナンバーカードのICチップ情報と契約者本人の容貌画像を組み合わせた方式にも対応する」でした。お詫びして訂正いたします。