都営バス、EVバスの運行開始

東京都交通局は北自動車営業所においてEVバス2両を導入し、6月10日から営業路線で運行を開始する。

外観は、江戸紫色に大きなプラグを描いた特別なデザインを採用した。車内は後方まで段差がないフルフラットフロアとし、高齢者をはじめ、誰もが安全に利用しやすいようにしている。

東京電力ホールディングスと23年9月に締結した「EVバス導入に向けたモデル構築に係る連携協定」に基づく取り組みで、EVバスの車両性能や効率的な充電方法等を検証し、大都市におけるEVバス導入モデルの構築を進める。

運行路線は北自動車営業所の所管路線で、運行状況は都バス運行情報サービスの車両検索「EVバス」で確認できる。

EVバスの導入にあわせて、北自動車営業所の庁舎壁面へ薄型太陽光発電パネル(最大10kW)を設置。発電した電力をEVバスの充電の一部に活用する。