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ファミマ、「涙目」食品ロス削減シールは効果あり 「感謝の涙目」登場

ファミリーマートは、消費期限の迫った商品に貼っていた「涙目シール」の検証結果を踏まえ、顧客への感謝の気持ちを表現する「感謝の涙目」を、7月中旬よりレジ画面に順次導入する。

涙目シールは、消費期限の迫ったおむすびや弁当などの中食商品に使用する値下シール。24年10月に実証実験を行ない、購入率は上昇。3月には全国の店舗に拡大し、実証実験のときと同様に購入率アップの効果があったという。

4月に都内10店舗で行なった効果検証では、4ポイントの購入率アップの効果を確認。中には10ポイント以上アップした店舗もあった。購入者から「値下額だけのシールより買いやすい」という声もある。

今回、感謝の気持ちを表現する「感謝の涙目」を新たに導入。レジ画面に定期的に登場する。

涙目おむすびからの感謝のコメントとして「ぼく、涙目おむすび。消費期限が近いぼくたちを、みんなが選んでくれたおかげで、食品ロスが減ったんだ!選んでくれてありがとう!これからお店のレジの画面に登場して感謝の気持ちを伝えるよ。」と紹介している。

商品に貼られているたすけての涙目シール(左)と、新たに導入する感謝の涙目(右)
涙目シール
消費期限が迫った商品に貼られている